L500V
タイヤ


前オーナーの時にはローテションをしていなかったという話でしたが、手元に来てローテションした時には、既に肩がありませんでした。

車検を控えて、免許の更新で奈良に日帰りした時に、八幡にも行ってホイールごと山がたっぷり残っているほぼ新のタイヤをGET!そして、肩が坊主になったタイヤはテンパーの代わりにしておきました。

こうしておけば、パンクしてもそのまま交換するだけで、また普通に走れるようになれます。最近はみんなテンパータイヤですが、1本だけ解体屋で買ってくるというのは、非常にオススメです。


今回のタイヤ交換は、135/80R12のミシュラン MAXICEというスタッドレスをPCD100/114.3のホイールから分離して、ダイハツ純正のPCD110のホイールに付け替えるのが目的です。ダイハツ純正ホイールは、大学の近所の解体屋で、無料でいただきました。しかし、このホイールには、ブリヂストンSF-248という純正タイヤが装着され、ゴムは劣化してボロボロなので、外して産廃にすてなければなりません。

つまり8本外して4本つける…気の遠くなるような作業のように思えましたが、コツをつかめば結構良いペースで進むもんです。コツつかむのに数時間かかりましたけどね(^^;


タイヤとホイールの分離方法

さて、それでは、本題のタイヤをホイールから外す方法を紹介しましょう。正直、タイヤを外すのは軽の145/70R12程度のタイヤであれば、ビードも柔らかいので、簡単に外せます。それよりも問題なのは、ホイールとタイヤを分離する『ビード落とし』と呼ばれる作業です。
チューブレスタイヤはタイヤの内圧でビードをホイールに密着させて気密を保持していますので、簡単に分離できないわけです。チューブレスタイヤでも原チャリぐらいであれば、にこにこぷんのピッコロちゃんのように、ビードめがけて『どんぴょん』をかませば、ビードは落ちてくれますが、さすがに4輪のタイヤともなると、どんぴょんでは落ちません。それこそピッコロさんぐらいの握力があったり、
魔貫光殺砲でも使わない限り落とす事はできそうにありません。

プロはどないしてるかって?プロとてナメック星人ではないので、魔貫光殺砲なんか使いません。タイヤチェンジャーの横にくっついてる、ビードブレイカーという機械で、プシューとやると、ビード部分を内側に押し込めるので、簡単に落とせます。ハートブレイカーではありません。

でも、んなもん素人にはないわけでございますな、ほな、どないします?あっさり店に頼む?そんなのはいーやだ♪


「ハート・ビード・ブレイカー」
壁とコンクリのブロックとのスキマが重要になります。

ということでございまして、用意しますはタイヤレバー(長)・ムシまわし・日産純正工具のヘラみたいなやつ(これが重要)・トヨタ純正パンタジャッキ・適度なスキマ(かなり重要)です。


ぷしゅーっと

まずは、タイヤの空気を完全に抜いておきます。空気を抜くには、2番の+ドライバーで押してやると簡単です。んで、空気を抜いたらバルブコアを外しておきます。ムシ回しでまわせば、中身を取出せます。中身を外してしまえば、タイヤの内部は圧が一切かからず、外気と繋がった状態になりますので、タイヤを押しても、空気による反発がなくなるので作業がしやすくなります。

さぁ、待望のビード落としです。Let's Bigin! まずはこの写真のように、タイヤをセットします。

そう、パンタジャッキでタイヤのサイドウォールを押し込んで、ビードを外してやるわけです。

操作は簡単、どんどんジャッキを開いていくだけですが、この時にジャッキのヘッドをタイヤの最もビードに近い部分を押すようにしましょう。トヨタのジャッキを使えという理由は、ヘッドがくるくる回って、しかもヘッド部分が丸くなっているのでサイドウォールを傷つけにくいです。さすがトヨタ。ヘッドが回らないタイプではやりにくいので、解体屋さんでぜひトヨタのFF車のジャッキをGETしておきましょう。他にも色々使えますから。

どんどん押し込んでいくと…次第にビードが内側に押されていきます。そして、一定以上押し込むと…

「びぺ」という感じでビードがはがれて「もず」っと内側に落ちます。これでこっち側のビード落としは完了です。

裏返して、反対側もビードを落とします。

この古タイヤはもう使えそうにないな〜溝はあるのに、ひび割れが激しいし、ブロックの欠損も…
さて、すべてのタイヤのビードを落としたら、寒いので1本ずつ室内に運んでホイールから外していきます。

まずは、上側から外していきます。これは簡単、タイヤレバーの爪を引っかけて外側に引っ張り出していきます。チャリンコ並みに簡単に外せます。さて、問題は反対側をどのようにホイールと分離するかですが、そこで登場するのがこのスペシャルアイテム!

多分、日産の車載工具の中に入っていた物であると思いますが、これのポイントは、端っこが曲がっている事です。これが非常に便利なのは…

このように、一本のタイヤレバーで2個所を抑える事ができるので、あいたもう一本の手で、少しずつタイヤを引っ張り出していく事ができます。この写真は、第1ステップで、まず、無理なく引き出せるだけの量のビードを外まで引っ張り出して、片方のタイヤレバーを日産君に入れ替えます。

一旦、この2本で支えます。日産君のおかげで、片腕でおさえることができるので、空いたもう片方の手で…

このように、ビードを少しずつ拾っていきます。その場合、抑えている方の手を、軽く立てて戻してやると、拾いやすいです。

そして、3本で一気に持ち上げます。

外側のタイヤレバーで日産君を支えて、内側のタイヤレバーを外すと、拾う前よりも少し多い量のビードが上がっています。これを3回〜4回繰り返せば、ビードの約2/5〜1/2が外れます。それぐらいまで外れれば、後はホイールを足で抑えてタイヤを上に引きずり出すと…

こんな感じで、ぼもっとタイヤとホイールが別れます。このようにしてタイヤとホイールを外す事ができます。

余談ですが、上の写真で外しているタイヤは、ブリヂストンのSF-248(145/70R12)とミシュランのMAXICE(135/80R12)です。ミシュランのスタッドレスは、Xラジアルといわれるタイプで、ビードがしっかりしているので、きれいにタイヤが装着できるとか何とか…つまり、人力では外しにくいわけで、確かにそうでした。SF-248は、片方を外してしまえば、残ったもう片方のビードは、少し引っ張り出して、後は強引に引っ張るだけで分離できましたが、ミシュランは全く取れない…で、上の日産君の登場となったわけですが、まぁ、これはタイヤチェンジャーの動きを人間でやってるだけですので、外せるのは当然といえば当然です。


タイヤをホイールに装着する方法

まずはビードワックスを塗ります。ゴミを取るのと、滑りをよくするのが目的です。別にビードワックスである必要はありません。石鹸塗るだけでも問題無しですが、5-56とかはあんまりよくないみたいですね。やっぱりタイヤはゴムですから。同じ理由でグリースもよくないようですね。

ホイール側は、タイヤが滑ってビードが立つまでの部分に全体的に塗ってやりましょう。ケチるもんじゃないですし、なかなか減りません。

タイヤは、ビード部分に全体に塗ってやります。ビードを立てるまでの、気密を上げるためにも必要ですから、ケチらずしっかり塗りましょう。

ワックスを塗りこんだら、タイヤの上にホイールを載せます。この時に、ローテション(回転方向)に注意!逆に組み付けたら、またはじめからやり直しですからね〜

まずはホイールを斜めに差し込みます。

手で入らなくなったら、レバーを使ってビード部分を引っ張って、タイヤを入れていきます。

半分まで入りました。ここまで入ったら裏返して、反対側のビードも入れていきます。外す時よりはるかに簡単。

で、完成です。やっとこさ、ダイハツホイールにスタッドレスが着きました。

後はバルブコアを取り付けて、コンプレッサでエアを入れるだけです。ちゃんとできていれば、空気を入れていくとポキョという音を立てて、ビードが立ちます。ガソリンスタンドとかに運んで、プシャァっとやります。ビードを立てる時には、エアは3kgf/cm3ぐらいにしておきましょう。4kgf/cm3以上でやるのは危険です。あと、ビードが立つ時には、タイヤとホイールの間に指や物を入れないように。えらいことになりますから。ビードが立って、エア漏れがない事を確認して、これで本当に完成になります。まぁ、石などがかまない限り、そうそうエア漏れは起こりませんが。


セルフスタンドでエアをいれます。
一気にぶち込まないとビードは立ちません。


で、後は積んでかえります。9輪状態(テンパー含む)

なお、当然の事ながらホイールバランスなんて考えていません。そんなん、大した効果があるとは思えませんし、気にする人は、このままオレンジの店にでも持っていって、バランスだけ出してもらうのもよいでしょう。多分1本500円ぐらいかかるから、それだけで、タイヤレバー代の倍近くになりますね。まぁ、自分で作業しようって言う人なら、ホイルバランスなんて気にしないんでしょうけどね。


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